熱中症搬送、1週間に1460人 5~11日、前週から微増 

 総務省消防庁は13日、5~11日の1週間に、全国の1460人が熱中症で救急搬送されたとの速報値を発表した。台風に伴う雨の影響で気温が上がらなかった地域が多く、前週の1436人から微増にとどまった。搬送時に亡くなった人はいなかった。

 集計によると、3週間以上の入院が必要な重症者は19人、短期入院が必要な中等症は408人だった。65歳以上の高齢者が44・9%を占めた。

 都道府県別で見ると、東京が107人で最も多く、埼玉の104人、大阪の83人と続いた。

 消防庁は、9月末ごろまでは気温が高い日もあるとして、小まめな水分補給などの予防策を取るよう呼び掛けている。


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