バンコクで新たにジカ熱21人 通勤の邦人多い中心部 

 【バンコク共同】タイの首都バンコク中心部のサトーン地区で、ジカ熱の感染者が21人確認された。タイメディアが11日、保健省の話として報じた。同地区にはタイ有数のオフィス街があり、通勤で通う日本人も多い。在タイ日本大使館によると、日本人が感染したとの情報は入っていない。

 タイでは2012年に初めて感染が確認され、今年前半だけでバンコクなどで約100人の感染者が報告されている。

 タイメディアによると、今回感染が確認された21人のうち1人は妊婦で、シンガポールへの渡航歴がある夫から感染した疑いがある。シンガポールでは300人以上の感染者が出ている。


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