患者の予期せぬ死亡、39件 医療事故調査制度、8月分届け出 

 患者の予期せぬ死亡が対象の医療事故調査制度で、第三者機関の日本医療安全調査機構(東京)は9日、8月に医療機関から「院内調査」が必要として届け出があった事案は前月比7件増の39件だったと発表した。昨年10月の制度開始後の累計は356件で、うち院内調査の結果報告書が機構に提出されたのは139件となった。

 8月の届け出は全て病院(20床以上)の事案で診療所(20床未満)はなかった。関東信越が12件で最も多く、東海北陸8件、東北5件、近畿と中国四国、九州は各4件、北海道が2件。診療科別では外科が8件、内科と消化器科が各6件など。


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