千葉大の再生医療承認 厚労省、LCAT欠損症に 

 厚生労働省の再生医療評価部会は27日、千葉大が申請した難病「レシチンコレステロールアシルトランスフェラーゼ(LCAT)欠損症」に対する臨床研究が再生医療安全性確保法の基準に適合していることを確認した。細胞に遺伝子を導入するため、リスクが大きいと規定される第1種の再生医療に該当する。

 LCAT欠損症は、余分なコレステロールの処理に関わる酵素がないため、コレステロールが体内にたまる病気。目が濁ったり腎臓の働きが悪くなったりする。日本にいる患者数は30人程度とされる。


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