熱中症搬送3798人 前週より643人増 

 総務省消防庁は26日、18~24日の1週間に全国の3798人が熱中症で救急搬送されたとの速報値を発表した。前週の3155人から643人増えた。搬送先で2人の死亡が確認された。

 集計によると、3週間以上の入院が必要な重症者は58人、短期の入院が必要な中等症は1257人だった。65歳以上の高齢者が半数を占めた。

 都道府県別で見ると、大阪が251人で最も多く、東京の226人、愛知の218人と続いた。死亡したのは山口、愛媛の各1人。

 今後も気温の上昇が見込まれるため、消防庁は小まめな水分補給など熱中症対策を取るよう呼び掛けている。


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