猫殺した疑いで書類送検 「鳴きやまずイライラ」 

 拾った猫を虐待し死なせたとして、警視庁荻窪署は26日、動物愛護法違反の疑いで、東京都杉並区の土木作業員の男性(65)を書類送検した。「夜も鳴きやまず、イライラした」と容疑を認めている。

 書類送検容疑は12日午前1時50分ごろ、東京都杉並区上井草3丁目の路上で、猫の首に巻いたたこ糸を振り回し地面に投げ付けた上、蹴って死なせた疑い。

 荻窪署によると、男性は3日前に建設現場で猫を拾い、会社の寮の自室で飼っていたが、鳴き声がうるさかったという。「寮がペット禁止なので、外に出して鳴きやませようとした」と話している。通行人が気付き、近くにいた署員に届け出た。


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