検体扱う過程で取り違えか、千葉 がんセンター乳房誤摘出で調査委 

記者会見する事故調査委員会の長谷川剛委員長(左)と千葉県がんセンターの永田松夫病院長=17日午後、千葉県庁

 千葉県がんセンターで昨年、別の患者の検体と取り違え、誤って乳がんの30代女性患者の右乳房を全摘出した問題で、センターが設置した事故調査委員会は17日、取り違えは検体を採取後、専用容器に入れるまでの過程で起きた可能性が高いとする報告書を公表した。

 委員長の長谷川剛・上尾中央総合病院情報管理部長は、取り違えの危険性に対する認識が低かったとして「明らかに病院として責任を有する事例」と批判。担当医師の経験が浅く、検体の検査数が増加する一方で人員が拡充されていなかったと指摘した。


  • LINEで送る