外国人医師がロボット手術 九大病院、戦略特区で 

 福岡市の九州大病院は17日、韓国・延世大から医師を招き、ロボットを使った胃がん手術を実施した。外国人医師が高度な医療技術を教えるために日本で医療行為ができる国家戦略特区制度を利用した初めてのケース。

 九州大病院によると、執刀した延世大教授は、胃がんロボット手術の第一人者で世界一の執刀例を持つとされている。九州大病院では、泌尿器疾患の治療などでロボットを活用しているが、胃がんの手術例は少なかった。

 手術は約3時間行われ、病院関係者らも立ち会った。


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