EU、緊急対応の医療隊発足 エボラ熱教訓に 

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)は15日、感染症の流行など衛生に関わる緊急時に、EU内外の現場へ素早く駆け付ける「欧州医療隊」(EMC)を発足させた。

 西アフリカでエボラ出血熱の流行が拡大した際、迅速に対応できなかったことを教訓にした。加盟国の要員や機器を活用。緊急時に医師や看護師だけでなく、公衆衛生の専門家や救助用の航空機などを派遣する。15日までにフランスやドイツなど9カ国が参加を表明した。

 スティリアニデス欧州委員(人道支援・危機管理担当)は声明で「対応の必要性が増す中、どんな惨事にも備えられるよう、他の加盟国にも参加を促す」と呼び掛けた。


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