ジカ熱の水際対策を強化 成田空港など全国の検疫所 

ジカ熱への注意を呼び掛けるお知らせ=15日、成田空港

 中南米で流行が拡大し小頭症との関連が指摘されているジカ熱を「検疫感染症」に位置付ける検疫法の政省令が15日付で施行されたことを受け、成田空港など全国の空港や港湾にある検疫所が15日から、帰国・入国者への水際対策を強化した。

 成田空港の第2旅客ターミナルではこの日、厚生労働省成田空港検疫所の職員がサーモグラフィーで、帰国・入国者を体温測定した。ただ検疫所の担当者は「ジカ熱は発症しても微熱の場合が多く、サーモグラフィーでは見つけにくい。頭痛や筋肉痛でも気になることがあれば積極的に相談してほしい」と話している。


  • LINEで送る