ベルリッツ外国人講師が集団提訴 授業間の休憩5分も「労働」 

 全国に64校展開する外国語学校「ベルリッツ」の外国人講師22人が、レッスン間に設けられた5分の休憩時間も働いているとして、運営会社ベルリッツ・ジャパン(東京)にその分の賃金支払いを求め、東京地裁に集団提訴し、係争中であることが7日、分かった。

 訴えによると、1レッスンは40分で、予定通りこなすには休憩時間中も、教材として使うタブレット端末の準備が欠かせないという。直前に終わったレッスンの生徒の質問も受け付けているとし、1人当たり最高で約350万円を請求している。

 会社は今後、休憩時間分も一定額を上乗せすると回答したが、過去分の支払いは拒否しているという。


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