法相、新任検事76人に辞令 「基本に忠実に」 

 司法修習を終えた新任検事76人が21日、東京・霞が関の法務省で岩城光英法相から辞令を受け取った。岩城法相は「基本に忠実な捜査公判活動に努める必要がある」と訓示した。任官は17日付。女性は25人で全体の約33%を占めた。平均年齢は26・8歳で、最年長は34歳、最年少は24歳。

 辞令交付後に取材に応じた、北海道大法科大学院出身の中里勇輝さん(25)は「取り調べでは事件のことだけでなく、被疑者の人生や生活など本質を知ろうとする姿勢を大事にしたい」と抱負を語った。

 法務省によると、出身の法科大学院は東京大が最多で11人、慶応大と中央大が各9人、京都大が8人。


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