公判中の裁判官が救急搬送、松江 裁判員裁判打ち切り 

 1日午前11時15分ごろ、松江地裁で開かれた殺人事件の裁判員裁判の審理中、園部伸之裁判官が体調不良を訴え、救急隊員が病院に搬送した。容体は不明だが、地裁総務課によると意識はある状態。大野洋裁判長は同日夕方まで予定していたこの日の審理を打ち切った。

 地裁は2日以降に予定している次回からの審理については体調を見て決めるとしている。

 検察側の証拠調べの際、園部裁判官が自席に座ったまま頭を下げて体調が悪そうにしているのに大野裁判長が気付き、自力で立つことができない状態だったため、法壇の床に横たえられた。


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