保護児童の胸ぐらつかむ、和歌山 児童相談所の職員処分 

 和歌山県子ども・女性・障害者相談センター(児童相談所)=和歌山市=で一時保護児童を指導する主査が、保護中の小学生2人の胸ぐらをつかむ行為をしていたことが11日、分かった。2人にけがはなかった。県は7月、暴行に当たるとして訓告処分にした。

 センターへの取材によると、主査は5月、運動中に指導に従わなかった小学5年の女児(10)に「反省しろ」と言って胸ぐらをつかんだ。6月には教室で他の児童の席に勝手に座り、注意を受けた小学6年の男児(11)が、その後も注意を真剣に聞かなかったとして胸ぐらをつかんだ。


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