2015年7月30日 17:35 | 無料公開
文部科学省は30日、中学校を卒業した形になっているものの、不登校などで実質的には義務教育を受けていない人が、夜間中学に入って学び直したいと希望した場合、可能な限り、入学を許可するよう全国の教育委員会に通知した。 文科省によると、自治体設置の夜間中学は8都府県に31校あり、昨年5月時点で1849人が在籍。入学要件を定めた法令はないが、文科省が「中学校を卒業していない場合は就学を許可して差し支えない」との見解を示していたことを受け、全校が「中学校を卒業していないこと」を入学要件にしている。