厚労委員長、首の捻挫訴え 「野党議員が手を掛けた」 

首をコルセットで固定し、記者団に診断書を示す衆院厚生労働委の渡辺博道委員長=12日午後、国会

 衆院厚生労働委員会の渡辺博道委員長(自民党)は12日の労働者派遣法改正案の審議をめぐって、入室を阻止しようとした野党議員ともみ合いになった際に、首に手を掛けられるなどして全治2週間の頸椎捻挫を負ったと訴え、「(関係した)議員は名乗り出てほしい」と呼び掛けた。

 首をコルセットで固定した渡辺氏は、国会内で記者団に診断書を示しながら「できるだけ早く委員会室に入ろうと努力したが、首に手を掛けた人もいるし、後ろで蹴飛ばした人もいる」と説明。「言論の府としてあるまじきことだ。懲罰を求めたい」と語った。


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