山陽新幹線が一時見合わせ 新神戸駅で人身事故 

 5日午前10時20分ごろ、神戸市中央区の山陽新幹線新神戸駅で、博多発東京行きのぞみ12号が男性に接触し、新大阪―岡山間で上下線の運転を見合わせた。約20分後に上下線とも再開した。

 葺合署によると、列車と接触したのは40代の男性。列車が駅に停車するため進入する際、男性がホームドアを乗り越えたとみられる。駅員が男性を止めようとしたが間に合わず、先頭車両左側と男性の頭部が接触した。

 駅員が「男性が新幹線とぶつかりホームで倒れている」と110番した。男性は神戸市内の病院に搬送されたが意識はある。同署が、駅に設置されたカメラ映像などで詳しい状況や身元を調べている。


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