富山、暴行死の少年の両親提訴 友人や親ら10人に1億円超 

 2013年に富山市の少年=当時(18)=が友人らの暴行を受け死亡した事件で、少年の両親が6日までに、傷害致死の罪で服役中の男女やその親など計10人に、約1億1600万円の損害賠償を求めて富山地裁に提訴した。提訴は10月30日付。

 事件は13年1月に発生。少年が運転を強要された車が自転車に接触したことなどを理由に、大阪市内のホテルや京都府内のパーキングエリアで「車の修理代を払え」と言われて繰り返し暴行を受け、約3カ月後に死亡した。

 当時16~19歳だった男女4人が逮捕され、うち3人が傷害致死罪などで実刑判決が確定している。


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