高野連、軟式の結論は継続審議 タイブレーク導入で 

 日本高野連は4日、大阪市内で軟式部委員会を開き、来年の全国選手権でのタイブレーク導入を「継続審議」とし、来年1月の委員会で再び話し合うことを決めた。

 タイブレークは延長戦で人為的に走者を置いて早期決着を促す特別ルール。27日の理事会で採用を正式に決める方針だったが、出席者から「拙速ではないか」「軟式の全国大会は夏だけ。慎重に議論してほしい」といった意見が出た。日本高野連の竹中雅彦事務局長は「歴史的な改革になるので、議論を尽くしてやったらいい」と話した。

 軟式ではことしの全国選手権の準決勝が延長五十回まで続き、選手の健康管理が問題視された。


  • LINEで送る