巨人原監督の父、原貢氏が死去 高校野球で2度の全国制覇 

 プロ野球巨人の原辰徳監督の父で、高校野球の監督として2度の全国制覇を達成した原貢(はら・みつぐ)氏が5月29日午後10時40分、心不全のため神奈川県内の病院で死去した。79歳。佐賀県出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う予定。巨人の今季の開幕投手を務めた菅野智之投手は孫。

 佐賀・鳥栖工高から立命館大に進み、中退後は社会人野球の東洋高圧大牟田でプレー。1965年に福岡・三池工高の監督として、夏の全国高校選手権大会で初出場優勝し、不況で沈んでいた炭鉱の町に明るい話題をもたらした。66年からは神奈川・東海大相模高で監督を務め、70年夏の選手権で全国優勝した。


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