同一医師の手術後、患者3人死亡 千葉県がんセンター 

同一の医師による腹腔鏡下手術を受けた患者の死亡が相次いだ千葉県がんセンター=22日午後、千葉市

 千葉県がんセンター(千葉市)で2012年以降、同一の医師による腹腔鏡下手術を受けた3人の患者が術後に死亡していたことが22日、県への取材で分かった。

 県は「医療ミスとは認識していないが、短期間で死亡が相次いだ問題を重く受け止める」として第三者による検証委員会を設置し、原因究明を進める。

 県によると、手術は12年9月、13年1月、今年2月にそれぞれ行われ、がん患者とみられる50代~80代の男女3人が、術後間もなく死亡したという。

 同センターは全国で3番目のがん専門病院として1972年11月に開設された。


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