平安と明徳が準々決勝へ 6年ぶり引き分け再試合 

関東第一―明徳義塾 5回裏、押し出し四球で明徳義塾・真田が勝ち越しの生還。関東第一・捕手池田=甲子園

 第86回選抜高校野球大会第8日は29日、甲子園球場で2回戦3試合が行われ、龍谷大平安(京都)が6年ぶり、明徳義塾(高知)が10年ぶりに準々決勝に進んだ。新庄(広島)と桐生第一(群馬)は延長十五回を終えて1―1で譲らず、大会規定により6年ぶり5度目の引き分け再試合となった。30日はこの1試合のみ実施される。

 龍谷大平安は八戸学院光星(青森)に8―2で快勝した。一回に足を絡めた攻撃で5点を奪い、中盤以降も加点した。

 明徳義塾は関東第一(東京)に3―2で逆転勝ちした。1―2の五回に西岡の中前打で同点とし、続く岸が押し出し四球を選んで勝ち越した。


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