2014年3月27日 11:38 | 無料公開
貫通式を前に除雪作業が続く「八甲田・十和田ゴールドライン」=27日午前、青森県の傘松峠
青森市と十和田湖近くを結ぶ「八甲田・十和田ゴールドライン」(国道103号)の冬期閉鎖区間(約8キロ)の除雪作業が終わり、中間地点の傘松峠で27日、貫通式が開かれた。一般車両が通行できるのは4月1日から。
青森県によると、除雪によって道の両脇に積まれて出来上がる「雪の回廊」は、高さ約8メートルに達する場所もあるという。
県が委託した民間業者の「八甲田除雪隊」の隊員約20人が、ロータリー車など計10台を使い、青森市側と十和田湖側の双方から除雪作業を進めていた。
隊員が貫通したばかりの道路の「通り初め」をして、「八甲田除雪隊の歌」を高らかに歌った。