「イタイイタイ病」全面解決へ 三井金属と被害者が合意 

 富山県・神通川流域で発生した四大公害病の一つ「イタイイタイ病」で、国の基準で公害とは認められていない「カドミウム腎症」を発症した人に対し、原因企業の三井金属(東京)が1人60万円の一時金を支払うことで「神通川流域カドミウム被害団体連絡協議会」(被団協)と合意することが14日、関係者への取材で分かった。

 17日に合意文書に調印する予定で、公式確認から50年近くを経て、原因企業と被害者との全面解決が図られる。


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