2013年10月11日 22:23 | 無料公開
東京都三鷹市で営まれた鈴木沙彩さんの前夜式=11日夜
東京都三鷹市で刺殺された私立高3年鈴木沙彩さん(18)の通夜に当たる前夜式が11日、三鷹市内の教会で営まれ、約400人の参列者が突然の別れを惜しんだ。
参列者によると、あいさつした同級生が「いなくなったと思わないから、クラス34人で一緒に卒業しようね」と言葉をかけたという。
教会の中のモニターには、友人や家族との写真が映し出され、同級生らはハンカチで目頭を押さえ、うつむきがちに会場を後にしていた。
生徒宅の近くに住むという男性は「心優しい子だった。2週間前、スーパーで『これ、おいしいですよ』とアイスを薦めてくれたのが最後になった」と声を震わせた。