2013年10月11日 18:42 | 無料公開
野球部の暴行隠蔽問題を受け、記者会見で再発防止策を説明する佐世保実業高校の辰田幸敏校長=11日午後、長崎県佐世保市
日本学生野球協会は11日の審査室会議で、佐世保実業高校(長崎)の野球部前監督が部内の暴力行為を学校側に「練習中の事故」と虚偽報告したなどの問題で、清水央彦前監督(1日付で辞任)を1日からの無期謹慎処分とすることを決めた。無期謹慎は除名の次に重い処分。前部長も虚偽報告で同日から2年間の謹慎とした。
清水前監督は昨年8月、1年の部員が退部を申し出た際、引退した3年の元部員に「殴ってでも退部を考え直させろ」と指示。元部員は1年の部員を暴行し顎の骨を折る重傷を負わせた。佐世保実は長崎代表として昨夏と今夏、甲子園大会に出場した。