招致委、IOC総会現地で初会見 汚染水問題に質問集中 

 【ブエノスアイレス共同】2020年東京五輪招致委員会は4日、国際オリンピック委員会(IOC)総会が開かれるブエノスアイレスで初めての記者会見を開いた。外国メディアから東京電力福島第1原発の汚染水漏れに質問が集中し、竹田恒和理事長が「東京の食品、水、空気は安全で全く問題ない」と不安払拭に努めた。

 欧米でも汚染水問題は連日報道されており、関心の高さが浮き彫りになった。六つの質問のうち4問が汚染水絡みで、同理事長が「放射線量はロンドン、パリなどと同じレベルだ。東京は福島から250キロ離れている」などと繰り返した。


  • LINEで送る