中国、8月の景況感指数が上昇 2カ月連続 

 【北京共同】中国国家統計局と中国物流購買連合会が1日発表した8月の景況感を示す製造業の購買担当者指数(PMI)は51・0と、2カ月連続で前月より上昇した。工業生産や輸出など中国の経済指標はこのところ改善傾向が出ており、市場では中国経済減速への懸念が和らいでいる。

 政府が鉄道建設の加速や中小企業減税などで景気支援策を取る方針を示したことや、企業の在庫調整が進んだことが要因とみられる。指数が50を上回ると製造業の受注や生産などの拡大傾向を示し、下回ると縮小傾向を意味する。


  • LINEで送る