延岡学園と前橋育英が決勝進出 ともに甲子園初優勝懸ける 

日大山形戦に先発した前橋育英・高橋光=甲子園

 全国高校野球選手権大会第13日は21日、甲子園球場で準決勝を行い、延岡学園(宮崎)と前橋育英(群馬)がともに初の決勝に進んだ。

 宮崎県勢の決勝進出は初めてで、群馬県勢は優勝した1999年の桐生第一以来、14年ぶり。両校とも春夏通じて初優勝を懸ける決勝は22日正午にプレーボールの予定。

 延岡学園は0―0の六回に浜田、田中の連続適時打で2点を先制。横瀬が3安打完封し、岩手県勢初の夏の決勝を目指した花巻東に2―0で快勝した。

 序盤に3点を挙げた前橋育英は、2年生エース高橋光が日大山形の反撃を六回の1点に抑え、4―1で勝った。山形県勢初の決勝進出はならなかった。


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