高校野球福島大会が開幕 2校連合「相双福島」も 

全国高校野球選手権福島大会の開会式で入場行進する相双福島の選手たち=11日午前、福島県いわき市

 全国高校野球選手権福島大会が11日開幕し、いわき市のいわきグリーンスタジアムで開会式が行われた。

 83チームが参加。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故のため部員が減った双葉高(双葉町、いわき市に移転中)、相馬農高(南相馬市)の2校は、連合チーム「相双福島」として出場する。決勝戦は28日。

 南会津高の斎籐怜摩主将(17)が選手宣誓し「震災直後の混乱時期に、私たち3年生は入学した。あれから2年4カ月。応援し、支えてくれた人たちへの感謝の気持ちをプレーで伝えたい」と述べた。

 開会式に先立ち、スパリゾートハワイアンズ(いわき市)のフラガール5人が、グラウンドで踊りを披露した。


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