電王戦第4局は持将棋 棋士の勝ち越しならず 

第2回電王戦第4局で将棋ソフト「Puella α」と持将棋となった塚田泰明九段。右は開発者の伊藤英紀さん=13日夜、東京都渋谷区の将棋会館

 将棋のプロ棋士とコンピューターソフトによる5対5の団体戦、第2回電王戦の第4局は13日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、塚田泰明九段(48)と将棋ソフト「Puella α(プエラ・アルファ)」の対局は持将棋(引き分け)となった。棋士は対戦成績が1勝2敗1持将棋となり、団体戦の勝ち越しはなくなった。

 電王戦は昨年1月に第1回が開かれ、故米長邦雄永世棋聖がソフトの「ボンクラーズ」に敗北。今回から団体戦となり第1局の阿部光瑠四段は勝ったが、第2局の佐藤慎一・四段と第3局の船江恒平五段が敗れていた。


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