中部空港に「お白石奉曳車」 伊勢神宮の行事で使用 

中部空港で展示が始まった「お白石奉曳車」=13日午後

 伊勢神宮(三重県伊勢市)で式年遷宮の行事に使う白石を運ぶ「お白石奉曳車」の展示が13日、中部空港(愛知県常滑市)で始まった。実物が伊勢市外で展示されるのは初めて。

 奉曳車は12日に組み立てられた高さ約4メートル、長さ約5メートルの木製の台車。遷宮後の新宮に敷き詰めるため、三重県の宮川流域で採れた白石を複数のおけに積んでいる。

 13日のセレモニーでは鈴木健一・伊勢市長が「遷宮は8年前から準備が進められてきた。展示を見て、併設の物産展でおいしいものも食べて三重の魅力を知ってほしい」とPRした。


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