漢検協会、「文章検」秋から開始 年4回実施 

 「日本漢字能力検定協会」(京都市)は1日、ことし10月から新たに「文章読解・作成能力検定」(文章検)を実施すると発表した。

 協会によると、2013年度は今年10月と11月、来年2月と3月の計4回実施。2級、準2級、3級、4級の4段階で、250~400字程度の意見や論説文を作成する問題を出し「的確に読み手に伝える能力」を測る。

 協会をめぐっては09年、元理事長らが役員を務める親族企業との不透明な取引が判明。背任罪で起訴された元理事長らに対して、大阪高裁は今年3月、懲役2年6月とした一審判決を支持し、両被告の控訴を棄却している。


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