ドラゴン宇宙船が地球に帰還 実験試料を搭載 

 国際宇宙ステーションに物資を補給した米宇宙ベンチャー・スペースX社の無人のドラゴン宇宙船が日本時間26日午後、地球に向かうためステーションから切り離された。27日未明に大気圏に突入、米西海岸沖の太平洋に着水した。

 ドラゴンの帰還は3回目。今回の帰路は、ステーションの科学実験で得られた試料など1トン強の物資を搭載した。星出彰彦さんが昨年飼育し、解析のために薬品で固められたメダカも冷凍の状態で載せられた。

 ドラゴンは3月上旬、大阪市立大の実験機材などを積んで米フロリダ州から打ち上げられ、ステーションに物資を補給した。


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