済々黌、済美など3回戦へ 選抜高校野球第5日 

広陵にサヨナラ勝ちし、応援席に向かって駆けだす安楽(左から2人目)ら済美ナイン=甲子園

 第85回選抜高校野球大会第5日は26日、甲子園球場で2回戦3試合を行い、55年ぶり出場の済々黌(熊本)が優勝した第30回大会以来の選抜で白星を挙げたほか、済美(愛媛)敦賀気比(福井)が3回戦に進んだ。

 済々黌は、左腕大竹が、常総学院(茨城)打線に9安打を浴びながらも要所を締めて無四球で完封し、2―0で逃げ切った。

 9年ぶり出場の済美は九回、広陵(広島)に3点を奪われて今大会初の延長戦に持ち込まれたが、十三回1死満塁から決勝点を奪い、4―3でサヨナラ勝ちした。

 敦賀気比は、初出場の京都翔英に二度リードを許しながら追いつく粘りを発揮。6―5で競り勝った。


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