歌舞伎座で内覧会 真新しい舞台、内部を公開 

内覧会で公開された歌舞伎座の舞台と客席=24日午前、東京・銀座

 4月2日からこけら落とし公演が始まる歌舞伎座(東京都中央区)で24日、報道関係者向けの内覧会が開かれ、真新しいひのきの舞台やロビーが公開された。

 舞台の幅や花道の長さなどは旧歌舞伎座と同じだが、最新の音響、舞台装置を導入。せり(昇降装置)はこれまでより大きな1基を加えて計4基になり、多様な演出に対応できるようになった。

 客席は、椅子の横幅と前列との間隔を広げたため、1~4階まで計約1900席と微減。各フロアに勾配をつけ、4階の幕見席からも花道が一部見えるようにした。エレベーターやスロープを設置するなどバリアフリー化されている。


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