“福幸”のハンカチで被災地応援 ラジオで各地へ広がり 

集まった黄色いハンカチを前にラジオ番組に臨むクミコさん(中央)ら=8日午後、宮城県石巻市

 黄色いハンカチにメッセージを書いて東日本大震災の被災地に送る「福幸の黄色いハンカチ」運動が広がっている。高松市のNPO法人の呼び掛けで一昨年10月に始まり、これまでに集まったハンカチは約2千枚。ラジオ番組などを通じて、全国や世界から“黄色い激励”が寄せられている。

 運動を始めたのはNPO「地域縁結びネットワーク」の武田孝夫理事長ら。「四国と遠い被災地を形のあるものでつなごう」と考えたという。

 公演で石巻市を訪れ震災に遭遇した歌手クミコさんは趣旨に賛同。コミュニティーFM「ラジオ石巻」で放送する番組や、自身が開くコンサート会場などで参加を呼び掛けている。


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