福岡市がPM2・5基準超え予測 県も注意喚起 

マスクを着け福岡市の繁華街を歩く女性たち=8日午前8時40分

 福岡市は8日、微小粒子状物質「PM2・5」が国の環境基準(1立方メートル当たり1日平均35マイクログラム以下)を超え、42マイクログラムになるとの予測を発表した。呼吸器疾患がある人のマスク着用など、健康や生活への影響に注意を呼びかけている。

 2月15日の予測開始以降、基準超えの予測は2月23日、3月5日に続き3回目。8日からは黄砂の本格的な飛来も見込まれ、同日午前から9日午前にかけては視界が6~10キロ程度になるとしている。

 福岡県も9日から、PM2・5の濃度が高まると見込まれる場合にホームページなどで注意を呼びかける。


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