吉本興業が７日、東北復興のためのコメディー劇団「みちのく新喜劇」を立ち上げ、お披露目会見にお笑いタレントの間寛平、しずちゃん（山崎静代）らが出席した。

　旗揚げ公演は、福島県いわき市の温泉施設「スパリゾートハワイアンズ」で２２日から４月７日まで開催する。会見には同施設のダンシングチームも駆けつけ、フラダンスを披露。映画「フラガール」に出演したしずちゃんは「昔の自分を見ているよう」と感激した様子でボケて笑いを誘った。

　劇団の脚本・演出担当のオコチャは「２０３０年が舞台。子どもたちが大人になった時、復興した先の東北を表現したい」と意気込む。地域住民にも参加を呼び掛けるという。間は「僕らは小さいことしかできないけれど『笑い』で協力していきたい」と思いを語った。