太陽系外で最小の惑星発見 水星以下とNASA 

 太陽系以外の恒星に水星よりも小さなサイズの惑星が回っているのを、米航空宇宙局(NASA)などのチームが発見し、21日付の英科学誌ネイチャーに発表した。これまでに見つかっている太陽系外の惑星で最小という。

 研究チームは、NASAのケプラー宇宙望遠鏡を使って、はくちょう座の方向にある地球から約200光年離れた恒星ケプラー37を観測。搭載された高精度の装置で、3個の惑星がケプラー37を回っていることを突き止めた。

 最も内側の惑星は直径が地球の約3割で、太陽系で最も小さい惑星の水星より小さく、月に近い大きさ。13日間で恒星を1周し、生物はいないとみられる。


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