船外活動「息をのんだ」 星出さん、文科相に 

 国際宇宙ステーションでの昨年の長期滞在後、初めて帰国した星出彰彦さん(44)は20日、下村博文文部科学相を訪れ、宇宙での活動を報告した。星出さんは3回行った船外活動について「ロボットアームの先端に乗って移動する時、地球と宇宙だけが視界に広がり息をのんだ」と話した。

 下村文科相は「たくさんの日本人が宇宙に飛び出して、宇宙産業で世界に貢献できるよう支援していきたい」と述べた。

 星出さんは、ステーションや日本実験棟「きぼう」の模型を前に、無人補給機「こうのとり」による物資補給や、超小型衛星の放出など滞在中の活動を説明。


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