2013年2月8日 18:28 | 無料公開
関西電力は8日、追加調査中の美浜原発(福井県)の敷地内断層(破砕帯)について「付近を走る活断層から敷地内の破砕帯につながるような構造は認められない」などとする中間報告を原子力規制委員会に提出した。旧原子力安全・保安院の指示で昨年9月から調査していた。 関電は敷地内の調査結果と合わせて3月末に最終報告する。規制委は最終報告を受け、現地調査を行うとみられる。 関電によると、美浜原発敷地内には9本の破砕帯が確認されており、一部は3号機原子炉建屋や、1、2号機の間の建屋などの安全上重要な施設の真下を走っている。