もんじゅ、点検不備重ねる 「重要機器終了」は誤り 

 日本原子力研究開発機構は7日、高速増殖炉原型炉もんじゅ(福井県)で多数の機器が点検時期を超過していた問題で、発覚後に早急に点検を済ませたとしていた重要機器55点のうち、5点は点検を終了していなかったと発表した。

 原子力機構は「確認が不十分だった」と謝罪した。非常用ディーゼル発電機や冷却材のナトリウム流量計などで、いずれも現在は使っていないため安全上の問題はないとしている。データ整理中に気付き、原子力規制委員会に連絡した。


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