国体王者ら注目新弟子が登場 大相撲初場所の前相撲 

前相撲に出場し、白星デビューの阿武咲(左)=両国国技館

 大相撲初場所3日目の15日朝、東京・両国国技館で新弟子らによる前相撲が行われ、昨年の国体少年個人を制し、青森・三本木農高を中退した打越改め阿武咲(阿武松部屋)や東都大学野球リーグの強豪、亜大から入門した森宗(藤島部屋)ら話題性に富んだ新弟子がデビューした。

 阿武咲は実力通りに広嶋(藤島部屋)を左上手投げで転がし「緊張しなかった。今年中に幕下に上がりたい」と威勢が良かった。

 広島・広陵高で控えの投手として07年夏の甲子園準優勝メンバーだった森宗は、梅津(錣山部屋)に寄り切られ「これから努力して勝てるようにしたい」と悔しそう。


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