鋭い豪栄道、存在感示す 出羽海一門の連合稽古 

 大相撲の出羽海一門の連合稽古が3日、東京都台東区の千賀ノ浦部屋で行われた。初場所(13日初日・両国国技館)で大関とりの足場を固めたい26歳の関脇豪栄道は関脇経験者の妙義龍や小結栃煌山らを相手に15勝4敗と存在感を示したが、大関復帰が懸かる関脇把瑠都は心配な内容だった。

 年明けの稽古初日ながらも、豪栄道は鋭い踏み込みからの一気の寄りに押しもさえ「まずまず。初日にしては良かった」とうなずいた。

 把瑠都の稽古を見守った千賀ノ浦親方(元関脇舛田山)は「(復帰の)条件は2桁(白星)だけど、大丈夫かという気はするよね」と調整ぶりを案じた。


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