白鵬「相撲界にとっていい年」 稽古納め 

髪を洗いながら取材に応じる横綱白鵬=29日、東京都墨田区の宮城野部屋

 大相撲の横綱白鵬が29日、東京都墨田区の宮城野部屋で稽古納めを行い「悔いはないし、良かった。相撲界全体にとっていい年だったんじゃないか」と、日馬富士が横綱に昇進した1年を総括した。

 九州場所で23度目の優勝を果たしたが、優勝回数は2度にとどまり「来年はことしより、もうちょっと良ければいいのかな」とも話した。北の湖の24回、朝青龍の25回も視界に捉え「色気を出してモチベーションを上げることが必要だな」と語った。

 日本相撲協会の仕事納めで北の湖理事長が期待の力士に関脇豪栄道を挙げたことには「理事長の言う通りだよね。相撲がもうちょっと大きくなれば」と評した。


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