相撲協会、名跡の扱いは継続審議 法人認定申請、また延期 

 日本相撲協会は21日、東京・両国国技館で理事会と評議員会を開き、公益財団法人認定に向けた組織改革で懸案の一つとなっている年寄名跡の扱いについて話し合ったが、継続審議となった。延び延びとなっている認定申請について、八角広報部長は来年初場所が終わる1月27日以降にずれ込むとの見通しを示した。

 出席者によると、理事会は(1)名跡取得に絡む金銭授受の禁止(2)名跡取得以外で、前保有者と継承者の間での金銭のやりとりは協会へ報告義務付け(3)名跡絡みと判断されれば罰則を科す―との方針を確認。


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