最も低密度の液体作った 東大チームが発表 

 1立方センチ当たり千分の2グラムとこれまでに確認された中で最も密度の低い液体を作ったと、東京大の福山寛教授(物理学)らが20日に発表した。水に比べ500分の1、これまでに知られた最低密度の液体水素に比べて30分の1と低い。

 金属の中の電子など、自然の中にある小さくて軽い粒子がつくる流体の性質について、理解を深める一歩となりそうだという。


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