原発の安全対策見直し継続を 福島閣僚会議が閉幕 

 東京電力福島第1原発事故を受け、福島県郡山市で開かれた「原子力安全に関する福島閣僚会議」は17日、原発の安全対策を継続的に見直すとともに、国際機関が協力して人や食品の放射線評価の在り方を改善するなどの議長報告をまとめ、3日間の日程を終えて閉幕した。

 16、17日の専門家会合の議論を踏まえた議長報告では、国際原子力機関(IAEA)加盟国が福島事故後、既存原発の安全点検を進めてきたことを強調した上で、原発が設計基準を超える衝撃に襲われる事態に備えてさらに安全対策を強化する必要性を訴えた。


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