父親の喫煙率は41% 14%「室内で吸う」 

 厚生労働省が13日に公表した「21世紀出生児縦断調査」では、2010年に子どもが生まれた父親の41・5%が喫煙し、「室内で吸う」という人も14・2%に上った。受動喫煙による子どもの健康被害が懸念される。

 喫煙率は01年の63・2%から21・7ポイント減ったものの、厚労省は「まだまだ高い。さらに下げられるよう啓発していきたい」としている。

 同調査によると、子どもが生後半年時点での父親の喫煙率は41・5%で、年代別では「20~24歳」が63・2%と最も高く、法律で喫煙が禁じられている「19歳以下」で56・4%、「25~29歳」で47・0%。


  • LINEで送る